■長井眞琴 博士(1881~1970) インド哲学者・仏教学者
福井県に生まれる。生家は、浄土真宗高田派の寺院であった。東京帝国大学インド哲学科を卒業後、母校で教鞭をとり、わが国のインド学・仏教学の草創期に活躍。門下から、井上禅定、花山信勝、中村元、水野弘元、宮本正尊、渡辺照宏など、その後の斯界をリードする優れた研究者を輩出した。退官後、東京大学名誉教授となり、鎌倉女子大学(当時の京浜女子大学)においてもいくつかの講座を担当。松本講堂(岩瀬キャンパス)には、博士の揮毫したレリーフが掲げられてある。松本紀子鎌倉女子大学学園主の実父。
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